2022-10-24 Mon

自然災害に強い土地とは?調べる方法をご紹介!

 

地震や台風、豪雨などの自然災害には日頃から注意しないといけません。日本は特に自然災害が起こりやすい国ということもあり、これから家を購入する予定がある方は、安心して生活できる土地がいいですよね。実は自然災害に強い土地かどうかを確認する方法があるのです。 今回は自然災害に強い土地の探し方についてご紹介いたします。ぜひ、家を購入する予定がある方は参考にしてください。

 

自然災害に強い土地とはどんな土地?

 

地震に強い土地は、地盤がしっかりとした土地です。そして、平坦で近くに河川や山が少ない土地は地震や洪水に強いといわれています。 このように、どういう地域や土地がなんの災害に強いのか把握しておくといいでしょう。 また、その地域にどのような災害が多いのかを
把握して、事前に対策をするといいでしょう。

 

たとえば、傾斜がきつい土地だと地滑りが起こるかもしれません。その区域で地滑りの対策がされていたり、地盤調査の結果から家の構造で対策ができるのであればそこまで気にしなくてもいいかもしれませんよね。

 

河川の近くであれば氾濫した場合に水害が起きるかもしれない、山が近くにあると土砂崩れがあるかもしれないなど土地の特性を
知ることで、想定できる被害に備えて対策ができます。災害が起こらない土地を探すのではなく、
災害を想定して対策を講じることが大切です。

 

情報収集の方法をご紹介!

 

それでは、希望する地域や土地が災害に強いかどうか、リスクの有無を調べる方法とポイントについてお伝えいたします。

 

ハザードマップ

ポータルサイトに住所を入力したり、市区町村を選択すれば、その土地がどのような災害リスクをはらんでいるかがわかります。
さらに、行政区によっては独自でハザードマップを作成していることもあるので避難所の確認などもできます。
災害が起こったとき、すぐに避難ができるかどうかもあわせて確認しておくといいですね。

地盤カルテ®

地盤ネット株式会社が提供する地盤カルテ®は、その土地に液状化リスクがあるかどうかを確認することができます。地震が起きると地域や土地によっては、液状化してしまう場合があるので、地盤が硬い土地を選んだほうがいいでしょう。地盤カルテ®で地盤が硬いかどうかがわかります。それだけではなく、地盤調査結果のセカンドオピニオンもできます。地盤調査は専門性が高い分、確認の仕方が難しいので再確認する方法を持っておくといいでしょう。

J-SHIS 地震ハザードステーション

防災科学技術研究所が提供する、活断層があるかどうかがわかるサイトです。これによって、地震が起きやすいかどうか、30年・50年以内に震度○以上の揺れが発生する場所かどうかなどが地図上でわかります。地震が発生しやすいかどうかの予測値も記されているので、
いろいろなリスクについて知ることができます。

土地がある行政区の災害履歴

その行政区のホームページにて土地の歴史や災害情報を確認することができます。今後起こりうる災害の予測をしているところもあるので、一つの情報として確認するといいでしょう。さらに、過去の災害からどのような対策がされているのかがわかれば安心できますね。

現地に行って調査する

周辺の家の状態を見るとわかることもあります。外壁に大きな亀裂がある家が多いなら、過去に地震災害が起きたり、地滑りがあったのかもしれません。地図上ではわからなかった土地の高低差などの確認も行うといいでしょう。また専門家に同行してもらうことが可能であれば、近隣の家の状態や修復履歴などにも気付くことができるかもしれません。

 

まとめ

自然災害が多い日本において、被害を全く受けない土地を探すのは難しいかもしれません。しかし、土地の特性を知り被害を想定することでリスクを抑えることができます。 不動産や土地の購入について気になることがありましたら、お気軽に敷島住宅までお問合せください。

敷島住宅では、仲介事業部の他に分譲地のご紹介も随時行っております。詳しくは下記リンクをご参照ください。
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