2022-03-25 Fri
家を買うなら知ってほしい!住宅性能評価書付き住宅について
住宅性能の良し悪しについて、客観的な判断ができず困ったことはありませんか?そんなときに便利なのが「住宅性能評価書」です。住宅性能評価書とは、住宅性能について細かく測定して、何がどのように優れているのかを明記した書類です。この書類がついている物件を住宅性能評価書付き住宅といいます。今回は住宅性能評価書付き住宅についてご紹介いたします。
住宅性能評価書とは
専門家が評価した住宅の性能をわかりやすく記したものが住宅性能評価書です。「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づき、専門家が共通の評価方法で性能を確認します。評価結果は、等級や数値で表示されます。
住宅性能評価書付きの住宅とは
住宅性能評価書付き住宅とは、その物件が第三者によってきちんと評価されているものであるという証です。具体的な評価項目は以下の通りです。
特徴
さまざまな角度から評価することで、住宅がどのような状態か総合的に判断することができます。評価項目は次の10項目です。
・構造の安定
地震や災害が起きた際にどの程度耐えられるのか評価します。
・火災時の安全
屋内で火事が起こったとき、安全に避難できるか、火がすぐに広がらないかなどを評価します。
・劣化の軽減
土台や柱が傷まないような対応がされているかなどを評価します。
・維持管理、更新に関する配慮
上下水道、ガスなどのパイプ点検、清掃しやすいかなどを評価します。
・温熱環境
冷暖房の効率がいいか、断熱性などについて評価します。
・空気環境
シックハウス症候群の原因になる物質が建物の材料に含まれていないかどうかを評価します。
・光、視環境
室内に快適な量の光が入るのか、窓がいくつあるかなどを評価します。
・音環境
床や壁の遮音性、生活音がどの程度聞こえるのかなどを評価します。
・高齢者等の配慮
年齢を重ねても安全に住めるような設計になっているか、介助がしやすいかなどを評価します。
・防犯
家の外から侵入しやすくないか、周囲からの見通しがいいかなどを評価します。
メリット
住宅性能評価書があると地震保険料の割引や、住宅ローンの金利で優遇を受けることができます。さらに、住宅性能評価書付きの住宅なら購入後にもしものトラブルが起きた場合も、国土交通大臣が指定する「指定住宅紛争処理機関」に紛争処理を依頼できるというメリットもあります。手数料は1件あたり1万円程度です。
まとめ
住宅を購入するなら、住宅性能評価書付き住宅にすることでさまざまなメリットがあります。敷島住宅が建築する2階建の新築戸建は住宅性能評価書をご用意しておりますので、安心安全なお住まいをお探しの方はお気軽にご相談ください。