2022-03-07 Mon

住宅売買に必要な不動産登記簿謄本と登記識別情報について解説

 

 

今回は不動産の売買に必要な書類「不動産登記簿謄本」と「登記識別情報」についてご紹介いたします。聞き慣れない名前かもしれませんが、家を買うとき売るときにとても大切な書類です。ぜひ一度確認してみてください。

 

不動産登記簿謄本について

 

不動産登記簿謄本について

 

不動産登記簿謄本とは?

家や土地、マンションなどを購入するとき、その持ち主や不動産の詳細について法務局に届け出を行い記録してもらいます。その記録されている内容を確認できるものが不動産登記簿謄本です。

 

何が書かれているの?

土地・建物・権利・共同担保の4つの情報が記されており、土地・建物の詳細情報を確認できます。 権利の部分には、誰がその不動産を所有しているのか記載されています。共同担保の部分では、その不動産に対して誰がどんな権利を持っているのかが記されています。たとえば、金融機関で住宅ローンを利用して不動産を購入したら、金融機関が抵当権を設定します。住宅ローンを完済したら抵当権が抹消され、そういった履歴情報もすべて書かれています。

 

どこで取得できるの?

不動産のある地域を管轄している法務局で取り扱っています。法務局に出向き、登記簿謄本の取得申請を行い、手数料600円を支払うことで誰でも取得できます。 ただし、申請するときに記載する住所は、通常使う住所でなく地番というものを使います。通常の住所と地番は違うことがありますので、ご注意ください。地番は固定資産税の納付書や登記権利証に書かれてあります。

 

登記識別情報について

 

登記識別情報について

 

登記識別情報とは?

その不動産の所有者を証明する書類が登記識別情報で、法務局から所有者に向けて交付されます。中には不動産の住所や所有者の名前などが記載されています。

 

どんなときに必要になるの?

不動産を誰かに譲渡するときや、売る際に必要となります。とても大切な書類ですが、めったに出し入れをしないので、どこにあるかわからないという方もいらっしゃるかと思います。不動産をお持ちの方は、できれば定期的に保管場所を確認しておくといいでしょう。もし紛失してしまうと再発行はできません。紛失してしまった場合は、司法書士や土地家屋調査人などへ相談してみましょう。

 

まとめ

 

不動産登記簿謄本の内容はなかなか目にする機会がないと思いますが、不動産情報を確認する上でも必ず購入前に確認しておくといいでしょう。住宅を買う場合も売る場合も、これらの書類について知っておくと取引をスムーズに行うことができます。不動産の売買については他にも必要な情報がありますので、何かわからないことがあれば敷島住宅までお気軽にお問い合わせください。

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