2022-02-25 Fri
【査定の種類】机上査定と訪問査定の違いとは?
不動産の売却を考える際、「確実かつできるだけ高く売れる金額をつけたい」と思う方は多いのではないでしょうか。そのためには査定を出してもらい、相場を知ることが大切です。 本記事では、不動産の査定方法である机上査定と訪問査定の違いについて解説します。
机上査定のメリット・デメリット
机上査定とは、実際の物件は見ずに登記事項証明書などの書類のみで査定する方法です。電話やインターネットで査定の依頼ができ、早ければ当日〜3日以内に査定結果がわかります。 不動産の価格の算出根拠となる要素は以下の通りです。
● 取引相場(近隣の類似物件)
● 公的価格(公示地価・固定資産税評価額など)
● 土地の大きさ・形
● 地目 など
机上査定のメリットは以下の通りです。
● 査定結果が出るのが早い
● 立ち会う必要がない
一方、デメリットは以下の通りです。
● 実物を見ないため査定の精度が落ちる
査定結果がすぐに出るため、立ち合いの時間が取れない方やすぐに結果を知りたい方は机上査定を利用する傾向にあります。
ただし、過去の取引事例などを参考に査定額が算出されるため、実際の相場よりも離れている可能性も否定できません。特に戸建ては、マンションに比べて作りの個別性が強いため、机上査定で精度を求めるのは難しい傾向にあります。
訪問査定のメリット・デメリット
訪問査定とは、机上査定のデータと査定対象の不動産や現地周辺を確認し査定する方法です。 現地訪問で確認してから約1週間〜10日後に査定結果がわかります。 不動産の価格の算出根拠となる要素は以下の通りです。
● 近隣地域の状況
● 立地条件
● 間取り
● 日照条件
● 経年劣化の程度
● 施設設備の状態 など
訪問査定のメリットは以下の通りです。
● 精度の高い査定額の算出ができる
● 不動産会社の良否や信頼性を確認できる
訪問査定のデメリットは以下の通りです。
● 査定結果が出るまで時間がかかる
● 立ち合いが必要
期間や手間を考えると、売却が決定している方や具体的に決まっている方におすすめといえます。 精度の高さは机上査定と比べると高いため、金額を決める参考になるでしょう。
家の価値を詳細に知るなら訪問査定
売却の金額は売主様が最終決定を下しますが、万一相場とかけ離れた金額に合わせて決定すると、スムーズに売れない可能性があります。訪問査定であれば、不動産の価値を詳細に知ることができるため、より詳細な価値を知りたい方には訪問査定をおすすめします。
まとめ
今回は、机上査定と訪問査定の違いについてご紹介しました。査定方法には、書類のみで査定する「机上査定」と書類と現地確認で査定する「訪問査定」があります。 敷島住宅では、Webサイトにて無料の査定依頼・相談を受け付けております。家の売却を検討されている際は、ぜひお気軽に敷島住宅にご相談くださいませ。
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