2021-03-22 Mon
身近な税金の仕組みと特徴
私たちが納めている税金には、どのようなものがあるでしょうか?
働いている場合は、給与から自動で引かれているものもあると思います。
なんとなくで支払うのではなく、税金についての知識を身に付け生かすことで得をすることもあります。
この記事では税金についてご紹介したいと思います。
身近な税金について
普段かかわりの深い税金といえば、「所得税」「住民税」「消費税」の3つが挙げられます。
この3つは、どのような税金なのでしょうか。
所得税
個人が得た収入に対して課せられる税金です。
収入を得た年に課税されるので、働いていない場合は課税されることはありません。
会社に所属している場合は一般的に、会社が従業員に給与を支払う際にこの所得税を天引きしています。
自営業者などの場合は、税金を納める本人が所得金額と所得税額を計算して税務署に申告します。
住民税
個人に対して課せられる税金です。
前述の所得税とは違い、前年の所得に対して課税されます。
「都道府県民税」と「市町村民税」を合わせたもので、1月1日時点で住んでいる市町村に納付します。
東京23区の場合は市町村民税ではなく「特別区民税」となります。
消費税
買い物など何かを購入した際に納めている税金です。
手に取れる物だけでなく、サービスの提供などにも課税されます。 また、商品やサービスによっては消費税がかからない場合もあります。
賃貸住宅の家賃、商品券やプリペイドカード、学校教育、医療や介護サービス、これらに消費税はかかりません。 不動産においては、土地は非課税ですが建物は課税対象となります。
中古物件を購入する際は、建物のみが課税対象であることを覚えておくといいでしょう。
その他の税金
その他にもさまざまな税金がありますので、簡単にご紹介します。
自動車に関する税金
次の3つの種類に分類されます。
・自動車税/軽自動車税…1年に1回、排気量に応じて課税されます。
・自動車重量税…新規登録時と車検時に、車の重さに応じて課税されます。
・環境性能割…購入時に環境性能に応じて課税されます。
不動産に関する税金
・不動産取得税…不動産を取得した人に課税されます。
・登録免許税…不動産を購入した際、不動産を登記するための税金です。
・印紙税…課税文書に必要な税金です。
・固定資産税…毎年1月1日時点で土地や建物などを所有している人に対して課税されます。
嗜好品に関する税金
・酒税…お酒の種類によって税率が違います。酒類を製造場から出荷したり保税地域から引き取ったときにかかる税金です。
・タバコ税…3つの税金が課せられています。国・都道府県・市町村の3段階で課税されています。
・入湯税…温泉などの鉱泉浴場に入浴するときにかかる税金です。入湯客1人1日につき150円が課税されます。
まとめ
税金は自動的に徴収されることが多いため、意識する機会が少ないかもしれません。
しかし、いざというときに税金の知識があると、節税することやムダな支払いを避けることもできます。
この記事が、税金と上手に付き合うきっかけになればと思います。
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