2021-01-28 Thu
空き家対策
現在の日本には空き家が全国に約820万戸あるといわれ、住宅の1割が空き家になっているという現状があります。あなた自身も空き家を持ち、その対処についてどうしていいか悩んでいる一人ではありませんか?この記事では大阪府守口市・門真市を中心に空き家対策のご相談をお受けしている当社が、一人ではうまく対処できない空き家についておすすめの対策方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
空き家の対処法3つ
空き家の対処法としては大きく分けて3つの方法があります。それぞれの対処方法を詳しく解説します。
1.売却する
まずは空き家を売却する方法です。売却するパターンとしては以下のパターンがあります。
①リフォームをせずそのままの状態で売却
②リフォームを行いリフォーム済物件として売却
③古家付土地として売却
④更地として売却
①リフォームをせずに売却する場合は、売却価格が下がってしまうことはありますが、購入後に買い手がリフォーム等を行うので売り手の手間は少なくてすみます。
②反対にリフォームを行ってから売却する場合は、売り手のリフォーム費用と作業の負担はありますが、売却価格については高い価格を保つことができる可能性が高くなります
③古家付土地とは、経済的な価値がほとんどない住宅が建っている土地のことをいいます。こちらは買い手が購入後に建物を解体して使用するパターンが多いです。建物の価格がないので一番安価の売却にはなりますが、リフォーム費用や手間はかからずにすみます
④売り手が建物の解体まで行って売却する方法です。解体費用と手間はかかりますが、土地の価値は上がるので古家付土地で売却するより高値で売却することができます。
2.空き家を所有し活用する
次に空き家を所有する方法です。リフォームしてその家に住む、別荘や貸倉庫として使用するなどさまざまな使い方を考えることができます。空き家の維持費として固定資産税、場合によっては都市計画税の支払いが必要になりますが、将来的には売却を検討することや賃貸として使用するなどの使い道を残すことができます。ただし、住み続けない場合はどうしても空き家の劣化が進んでしまいます。月に1~2回程度は実際に空き家に足を運び、家の中・外の状態を確認しておくことをおすすめします。
3.賃貸として活用
最後にご紹介するのが空き家を賃貸として活用する方法です。借家として賃貸する方法と、家を解体し土地だけを賃貸する方法があります。借家として使用する場合は借り手が住むために部屋のリフォームが必要な場合もあり、費用の負担がかかってくることがありますが、家賃収入を得ることができます。土地だけを貸す場合は家の解体の費用はかかるものの、借り手がその後コインパーキングやトランクルームとして運用する場合には、貸し手も収入を得ることができます。
まとめ
空き家の対策として3つの対処法をご紹介しました。それぞれの方法に費用の負担、売却の金額などメリット・デメリットがありますが、あなたの持つ空き家に適した方法をとり多くのメリットを得られることが一番大切です。自治体によっては空き家のリフォーム、解体の補助金制度を設けている所もあります。もし自分では空き家の状態がわからない、どの方法を選べばいいか不安なときはぜひ、大阪府守口市・門真市を中心に空き家対策のご相談をお受けしている当社に相談してください。
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